『自分らしさ』の築き方
アートで日本の親子と世界を繋ぎ
『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。
子どもにとって『自分らしさ』ってなんだろう?
子どもの『自分らしさ』ってどう作られるの?
『自分らしさ』ってどうして必要?
皆さんは『自分らしさ』ってどうお考えですか?
皆さんは『自分らしさ』っていつ頃作られたか、覚えていますか?
色々な見方があると思いますが、自分の好きなものや色だったり、これはすごく自分っぽい!って思える時間や空間だったり、感覚的なものがあります。
さらに、これは自分だっていうアイデンテティーや私のやり方、こだわり、人には譲れない何かで表現できたりするモノです。
そういうものを発見できた時って、ちょっと嬉しかったり、居心地が良かったりするものですよね。
実家の幼稚園で勤務していた時に、2歳児から6歳児まで関わって、子どもの『自分らしさ』の成長を垣間見る機会がありました。
2歳の子どもに「好きなものはなーに?」と聞くとポカンとする子、うんとうなずく子(答えになってない笑)、好きなものに指を指す子と色々な反応があって、自分はこれが好きだっていうのが発達段階にあるのがわかります。
3歳児になると、好き・嫌いは分かっていても、「どうして好きなの?」という質問はなかなか難しいものです。
年中さん、年長さんになると、なんで好きなのかとか、ここのこの部分が好きだという細かい部分への意識やこだわりが生まれて説明できる子も増えてきます。
幼稚園児の好き・嫌いは感覚的なものだったり、ポジティブな経験から生まれますね。
では『自分らしさ』ってどう作られるのでしょうか?
それは経験です!
子どもが好きな経験でも、親が子どもにとって良い思う体験でも、とにかくやってみることが大事だと思います。
これはどうかな?と疑問に思うものでも、やってみたら楽しかった!またやってみたいかも!という結果になったりするもの。
だから頭で考える前にとりあえず経験をさせてあげることだと思います。その中で「自分はこれが好き」、「ドキドキワクワクする」が見つかっていきます。
もう一つは大人との会話です!
経験してもやりっぱなしではダメ、親を始め先生や周りの大人が色々と質問をしてあげることで、子どもは経験した事を意味付けていきます。
今やったことは自分にとってどうだったのかとか、次やってみる時はこうしてみたい、など会話を持つことで広がりが生まれ、同時に『自分らしさ』も広がっていくのです。
つまり、『自分らしさ』って固定されたものではなくて、誰かとの関係の中で発展して流動していくものだとCKAは考えます。
もちろん、自分はこうだっていう断定はとても大切ですが、さらにそれが崩されて新しい『自分らしさ』が作られると更にワクワクしますよね。自分が進化してく感じがします。
来月から始まるペアレンツラボ、クリエイティブラボで『自分らしさ』の強化をして幸せな子育て、親子関係を築きませんか?
Takeshi