〜 小さなアーティストと大人たちの対話 〜

~芸術活動を通した子どもの育ちを支えるコミュニティ &
海外で活躍するアーティストと子どもたちの出会い ~

子どもは、誰もがみんな、「小さなアーティスト」

子どもたちのカラダから溢れ出る表現に、私たち大人は気づけているかしら?

カラダで探す「表現あそび」と「学び合い」

自分と子どもの関係を理解し、深めるための、クリエイティブなコミュニティに、あなたも参加しませんか?

このプロジェクトは、3つのステージで構成されています。

 

1.アートを楽しむ

2024年6月〜2025年3月
月1回で開催

①親子向けワークショップ
②大人向けワークショップ

 

2.アーティストと出会う

海外で活躍するアーティストの作品に触れる

③“CLUB ORIGAMI”観劇

 

3.アーティストと創る

アーティストとBody Synergy Japanのコラボレーションで、親子のための新作を創りパフォーマンスする

④親子クリエーションワークショップ
⑤指導者向けワークショップ

1.アートを楽しむ

2024年6月~2025年3月、月1回で、親子と大人向けの2種類のワークショップを開催します。桜美林大学の保育研究者、金井玲奈助教授のアドバイスのもと、長年アート教育のプロジェクトを生み出してきた、Body Synergy Japan代表の玉川さやかがファシリテート。7月の海外アーティスト招聘公演と、参加者自身のパフォーマンスに向け、みなさんと共に、アートと子どもたちの育ちを中心とした、創造性あふれるコミュニティを創ります。

①親子向けワークショップ

  • 対象:4歳〜9歳の子どもとその保護者(10-15組)​

  • 内容:様々なテーマに触れることで、自分のカラダや周りの人、モノと関係性を新しい視点で感じます。親子の絆を深める、大切な時間を過ごします。​

②大人向けのワークショップ

  • 対象:幼児教育を学ぶ学生、保育者、幼稚園教諭、養成校指導者、子育て支援者、保護者など

  • 内容:大人自身が表現活動に挑戦し、その経験を通して、表現あそびを共に学びます。またワークショップ後には、お菓子やお茶を楽しみながら、教育現場や、表現あそびにおける現状を共有し、語り合います。子どもたちの育ちを支える大人たち自身が、創造性を育み、感性を磨く場を共に創ります。

ワークショップ内容(①、②共通)

1.『Papers and Bodies〜紙から生まれるダンス〜』

紙をくしゃっと丸めたり、ビリビリ破いたり…紙とカラダであそびながら、いつのまにかダンスが生まれる。

2.『Pathways〜道を辿る〜』

長い紙を床に広げると、目の前に道が生まれる。この道、どんな動きで進もうか?

3.『Lights and Shadows 〜光と影と戯れる〜』

大きな紙に光をあてると、カラダや動きがドラマチックに映し出される。影の世界で生まれる、カラダのお話。

4.『Transformation〜紙とカラダが大変身〜』

ただの紙も、いろいろなカタチにして、カラダにまとえば、まるでオートクチュールのドレスや、なりたかったヒーローに大変身!

※プログラムは変更される場合がございます。

ワークショップ講師

玉川さやか

ダンスアーティスト。玉川大学芸術学部・幼稚部非常勤講師。Laban Centre London 修士卒業。

2001年より自身が主宰するダンスカンパニーSynapseの振付家、ダンサーとして活動。国内外で培ったダンスアーティストとしての経験を活かし、企業や大学、都内各地の保育園・幼稚園・小学校などで様々なクリエイティブプログラムやワークショップを実践。


アドバイザー

金井玲奈

桜美林大学健康福祉学群保育学専攻 助教 

子ども子育て支援を研究し、「地域での子育て」をテーマに保育者への研修を実施。

一般社団法人OMUSUBiの代表として、子ども食堂、冒険遊び場、子育てカフェを運営し、地域で子どもの育ちを支える活動と研究を実施。


6月15日(土)、7月20日(土)、9月14日(土)、10月19日(土)、

11月9日(土)、12月21日(土)、1月18日(土)、2月15日(土)、

3月15日(土) ※8月はお休みです。

①午前:親子向けワークショップ
時間:10:00-11:30
対象:4〜9歳の子どもとその家族 (10〜15組)

②午後:大人向けワークショップ

時間:13:00-16:00
対象:教育者、保育者、子ども支援関係者、大学生、保護者など (20〜30人)

日時


チケット料金

①親子向けワークショップ 
1家族:¥3,000(子ども一人追加1500円)

②大人向けワークショップ
大人:¥4,000 学生:¥2,000


場所

桜美林大学PFC校舎内PF100教室(JR横浜線淵野辺駅北口すぐ)


2.アーティストと出会う

海外で活躍するアーティストの作品を、五感で楽しむ観劇の時間。

長い間続いたコロナ禍を経て、アーティストの豊かな表情、ダイナミックなカラダの動きや息づかいを、

子どもたち、そして子ども取り巻く大人たちが、一緒に体験します。

世界中でツアーを繰り広げる、『CLUB ORIGAMI』がついに日本に上陸!

紙をくしゃっとしたなら、キミのイマジネーションはどんなダンスを始める?

ダンス、衣裳、ライブミュージックと、「折り紙の魔法」との出会いは、紙とあそびの国への冒険のはじまり。

創ったり、想像したり。体験型、対話型のダンス作品『CLUB ORIGAMI』の魔法のような世界に飛び込んで、

まったく新しい考え方、遊び方、動き方を、子どもと大人で探求しましょう。

子どもから大人まで、誰もが楽しめるこのパフォーマンスは、世界中で絶賛されています。

2024年までに9か国(メキシコ、デンマーク、アイルランド、ノルウェー、

マルタ島、フランス、スイス、イタリア、イギリス)をツアーで周り、

約160回、およそ8000人の親子に向けて上演。

紙という身近な素材を通じて、パフォーマーと鑑賞者のインスピレーションが

インタラクティブに呼応するダンスを体験しませんか?

③『CLUB ORIGAMI』公演観劇 2024年7月27日の午前、午後の2公演開催

日時

2024年7月27日(土) 

一般公演(午前)
10:30開場 (紙あそび) 開演11:00 公演11:00-11:45

一般公演 & 親子クリエーションWS参加者観劇(午後)
10:30開場 (紙あそび) 開演13:00 公演13:00-13:45


場所

coming soon


チケット料金

一般公演(観劇のみ)
大人:¥4,500 子ども:¥3,500


3.アーティストと創る

親子で舞台に立つことができる、『クリエーションワークショップ』と、アーティストと直接触れ合いながら、さまざまな現場の指導者同士(子どもの育ちに関わる大人ならば、どなたでも参加できます!)が学び合える、『大人のためのクリエイティビティ』、2種類のワークショップを開催します。

④親子クリエーションワークショップ & パフォーマンス ※『CLUB ORIGAMI』観劇チケット付

『CLUB ORIGAMI』招聘公演後、イギリスを拠点とした児童劇カンパニーSeven Circlesの振付家、松本武士とBody Synergy Japanの玉川さやかのコラボレーションで、親子向けの新作ダンス作品を振り付けます。2日間かけて行われるクリエーションワークショップに、親子で参加していただき、カラダの動きや、人とモノとの新たな関係性を発見するダンス作品を創作。クリエーションワークショップを通して出来上がった作品は、2日目の午後に観客を招き、舞台上でパフォーマンスします。

※アーティストの作品を生で観ることから、クリエーションのプロセスが始まります。必ず7月27日13:00からの観劇にご出席ください。


2024年7月27日(土) 
※午後の観劇後、すぐにクリエーションワークショップが始まります。

『CLUB ORIGAMI』観劇(午後)
開場12:30(紙あそび)開演13:00 公演13:00-13:45
クリエーションワークショップ
14:00-16:00 

日時

2024年7月28日(日) 

クリエーションワークショップ
10:00-12:00
リハーサル
13:00-14: 00
パフォーマンス
開場13:30 開演14:00 公演14:00-14:30
アフタートーク
14:45-15:45 パフォーマンス後、創作過程や、プロジェクトについて、アーティストと観客で語り合います。


上演場所

coming soon


クリエーションワークショップ(公演観劇チケット付き)
親子¥8,000 (Club Origami観劇チケット付き)追加料金 大人¥6,000円、子ども¥4,000円

チケット料金


⑤指導者向けワークショップ

『大人のためのクリエイティビティ〜幼児教育や、子ども支援に必要な『大人自身』の『感性』を磨く〜』


幼児教育や、子育て支援において、『子ども中心の育ち』を考えるとき、子どもたちの五感や創造性、コミュニケーションスキル、そして表現力を育む、カラダを使った上質な表現あそびは欠かせません。そのためには、保育者、支援者自身の、豊かな感性が必要です。誰よりも、子どもの育ちに関わる大人自身がクリエイティブであること。それこそが、子どもたち同士、そして大人と子どもたちの間の『対話』を生み出します。

今回は、モノとカラダをテーマに、いつのまにか動きやダンスが生まれるプロセスを体験していただけるワークショップです。

長年、国内外で身体表現を中心としたアート教育シーンを創造してきた松本武士、玉川さやかのファシリテーションで、表現あそびに触れ、子どもと大人の創造性について学び合える、実践と対話の1日に参加してみませんか?

ワークショップ内容

2024年8月3日(土) 

11:15 受付

11:30-13:00 ワークショップ 前半

13:00-14:00昼食

14:00-15:30 ワークショップ 後半

15:30-16:00 発表

16:00-17:00 振り返り

17:00-17:15 休憩 ※休憩時間に懇親会準備

17:15-18:45 懇親会

18:45 解散

日時


場所

町田パリオ4F パリオフィールド


チケット料金

¥10,000(懇談会参加費込み)


CLUB ORIGAMI について


児童劇カンパニーSevenCriclesによる『CULB ORIGAMI』は、イギリスにて5歳以下の子どもとその家族向けに新しいダンス作品を創出するプロジェクト、「リトル・ビッグ・ダンス」によってプロデュースされています。このプロジェクトはサウス・イースト・ダンスがダンスイースト、テイク・アート、ヨークシャー・ダンスと協働し、ポール・ハムリン財団とアーツカウンシルの支援を受けています。バーミンガム・ヒッポドローム、ダンス・アンブレラ、ストライク・ア・ライト、スパーク・アーツによって共同委託されています。

[クリエイティブチーム]

制作・出演: 青山磨紀子、ロバート・ハウアット、松本武士

音楽: ロバート・ハウアット

ドラマトゥルグ: ルー・コープ

メンター: ロージー・ヒーフォード

セット・照明デザイン: ベン・ペイシー

衣装デザイン: ジュリア・スクリミエリ

衣装製作: ハニア・コセウィッチ

出演者プロフィール


イギリス、ロンドン在住。ダンスアーティスト、ダンスムーブメントセラピスト。
University of Suffolkコミュニティーダンス非常勤講師。

イギリス、日本において、自閉症や学習障害を持つ子どもたちとのワークの経験を持つ。パフォーマーとして、Christian Duarte,Darren Johnston, Beatrice Allegranti, Paul-Andre Fortier,and 2nd Hand Dance ,Hagit Yakiraの作品に出演。Vital Sparkのアソシエイトアーティストとして受賞。近年では、タイの無国籍難民の子どもたちのためのダンス映画作品を制作し、社会的不正義や子どもの権利問題について、ダンスを通して取り組んでいる。

松本武士

イギリス、ロンドン在住。ダンサー。

2005年the Northern School of Contemporary Dance卒業。その後、10年以上に渡り、Lea Anderson (The Cholmondeleys)のパフォーマーとして、Yippeee!!!, Russian Roulette, Games Time, Hand In Glove, Trying It On, Ladies nd Gentlemenに出演。その他、Requardt and Rosenberg、Sasha Milavic Davies、Clod Ensembleなど、多数アーティストとのコラボレーションを果たしている。

青山磨紀子

イギリス、ロンドン在住。作曲家、ミュージシャン。Beatrice Allegranti演出の、若年生認知症患者のための作品創作メンバー。

Rosemary Branch Theatreでは、月に一回、映画やゲームのサウンドトラックを即興で演奏している。また、ファンク、ソウルバンドのTHUMB.の作曲やパフォーマンスも手がけている。

ロバート・ホワット

アートで繋がる、忘れられない瞬間を!

6月から始まる表現あそびのコミュニティ、7月の海外で活躍するアーティストとの出会い、そして、子どもと大人で創る舞台でのパフォーマンスの3つで構成される、壮大なプロジェクト!

是非、私たちと一緒に、創造の旅に出発しませんか?

Body Synergy Japanについて

2012年設立。「老若男女がクリエイティブに生きる環境を創りたい」という想いから、明治大学のサポートの元、アート教育プロジェクトの実践を継続してきた。月1回のワークショップに加え、海外のアーティストや教育者を招いたInternational Workshopを数年に渡り企画し、誰もが参加できる、『身体とアートを通した芸術活動のコミュニティ』を創造した。

 2019年暮れから始まったコロナ禍をきっかけに、オンラインプロジェクト、Creative Kids Academyを開始。大人気のプログラム『グローバルワークショップ』では、世界中のアーティストとのコラボレーションを企画。世界で活躍するゲストアーティストは、これまでに延べ8カ国、12人にのぼる。日本、海外に住む親子や、現場で働く保育者との出会いを通じ、これからの時代の新しい学びのカタチを展開すべく、カラダを通したアート教育の可能性を探求してきた。
 2024年6月からは、新たに『Dialogue with Little Artists 〜小さなアーティストと大人たちの対話〜』をスタートさせる。

アートを通じた新たな発見を、共に探求しよう