自分にとっての《正解》見つけられる⁇

先週末のセンニモッシのワークショップにて。子どもたちは質問されると競い合うように手を挙げてくれていました!!

先週末のセンニモッシのワークショップにて。子どもたちは質問されると競い合うように手を挙げてくれていました!!

アートで日本の親子と世界を繋ぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創るCreative Kids Academyのサンダークリフさやかです。

あなたは自分にとっての「これ!」という

《正解》が見つけられますか?

それとも日々、

「えー、みんなはどうしてるんだろう?!」

と自分の《正解》に自信が持てないまま

過ごしていますか?

特に子育てをしているとどんどん正解がわからなくなってきます。
なぜならそもそも子育てに《正解》なんてないからなんですよね。

子育てに限らず、実際社会で暮らすということは
あらゆる《正解》を求められる。

私たちは毎日何らかの選択をし、何らかの決断をしなければなりません。

でも学校に通ってた時のような用意された正解はありません

記憶した答えをそのまま答えればいい、
なんて通用しません。
全部自分で探さなくてはならない。

これこそが学校教育と実社会の埋められないギャップだと思っています。

では、どうしたら自分にとっての《正解》が出せるようになるのか?

そんな時身につけたいのは、

《自ら問いを見つけて自らその問いに答える》

そんな力です。

何に対しても人が言ったこと、

ニュースや本で読んだことなんかを鵜呑みにするのではなく

「ん?これって本当にそうなの?」

「なぜそうなんだろう?」

「これには一体どんな意味があるんだろう?」

と自分で自分に「問う」ことから始めます。

そして自分に問うためにはよくよく目の前にあること、

目の前にいる人、目の前にある状況を

『観察』することから問いが生まれてきます。

観ようとすることから、だんだんと好奇心や興味が湧いてきて

なんで?どうして?これは何?という疑問が湧いてくるのです。

ただしそういった問う力はいきなりはつきません。

トレーニングが必要です。

「たくさんのカラフルな線やカタチの中にどんなモノや生き物がいますか?」の問いに嬉しそうに答える子どもたち。

「たくさんのカラフルな線やカタチの中にどんなモノや生き物がいますか?」の問いに嬉しそうに答える子どもたち。

例えばアートは、問いの力を身につけるため、

そして自分だけの正解を出せるようになる

とても効果的で楽しいトレーニングの一つ。

そのわかりやすい例として先日のセンニモッシのワークショップの一場面をご紹介します。

『海の旅に出かけよう!!』という親子ワークショップで
ペンを持ったまま波の動きをする、という場面がありました。

するとカラフルな動きの軌跡がたくさん紙に残されました。

多くのアートワークショップはここで終わります。

「わー、綺麗な絵が描けた!こんなふうにも絵って描けるんだね!!」

とただ楽しんで終わる。

それだけでも十分素晴らしい体験ではあるのですが…ちょっともったいない!
なぜならここからが生きる土台を創るプロセスだから!!

センニモッシのアレッサンドロとシモーナからの

「さあ、このたくさんの線や形の中にどんなモノや生き物が隠れている?」

という質問が参加した親子に投げかけられます。

最初は綺麗な線が沢山描けて満足していた参加者が
慌てて自分が描いた絵をよーくよーく観察し始めます。

「何が見える?」

と自分自身に聞きながら、必死に彼らの出した課題に答えようとします。

するとほんの数分前には何も見えなかった状態から、
色々なモノや生き物が現れます!!

これが自分の《正解》を出すことができた瞬間です。

言われた通りにして描きあがった美しい線やカタチに満足することなく
そこに何かを観ようとするチカラ

そこに何らかの自分の答えを見出そうとするチカラ

アートをそんなチカラを養うツールとして使うと
実社会で暮らしていく上での生きる土台ができてきます。

これがアート教育です。

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 Creative Kids Academyで大事にしたいことは、

アートは楽しむ【だけ】のものではない!

と捉えているところ。最終的に私たちが目指したいのは

《自ら問いを見つけて自らその問いに答える》

そんな人間像なんです。

アート自体を目的とはせずアートのプロセスの中に
この先の難しい時代を生き抜く【ヒント】を見つける

そんな風に考えています。

《生きる練習》としてアートで遊び、学び、成長します。
 そしてそれはもちろん楽しい!!

7月のスペシャルワークショップのお申込が本日中に始まります!
是非あなたも世界で活躍する一流のアーティストに触れて
お子さんやご自分の生きる土台を創っていきませんか?

7月も素敵な出会いを楽しみにしています!!

Sayaka

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Creative Kids Academyって?

アートで日本の親子と世界を繋ぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る。

学校でもない、習い事でもない、新しい学びのカタチ。

 

ロンドンのTakeshiと東京のSayakaが主宰し、クリエイティブでグローバルな
子どもとおとなのためのプログラムを提供しています。

○海外アーティストに出会える月に1度の親子のスペシャルワークショップ

○海外アーティストとの出会いを出発点に子どもたちが主体となって探求を深める
 週に1度の親子のCreative クラス

○子どもにインスピレーションを与えたいおとなのためのコース

9月から新しくスタートします!詳細は7月に公開です。お楽しみに!!

《参加者の声》

"現在習っているアート教室とは別のものを拝見してみたく参加いたしました。世界という広さで交流ができることが決め手でした" (Y.N.様)

"子どもが「安全」と感じる、受け止めてくれる場所を先生たちが作ってくれている。だから安心して親も子もバクハツできます!" (R.S.様)

"異年齢の交流ができる。大きいからできる、小さいからできない、が一切ない。親も子どもに見習ってどんどん成長できる場所" (N.W.様)

"安心してみんなの前で話したり、表現したりできる。子どもの観察力、発言力、プレゼン力が確実にアップした”(N.T.様)

"学校ではなかなか発言もできないのに、今日はたくさん手をあげて発言したのにびっくりした。またやりたい、またやりたいとワークショップ中もずっと言っていた"(A.U.様)