乳児期から始められるコミュニケーション能力の土台作り
アート教育とグローバルなモノの見方で『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。
赤ちゃんは言葉がわからない
赤ちゃんに話しかけても通じない
赤ちゃんにコミュニケーションを教えられない
そんな風に思っている方、実は結構多いんです!
コミュニケーション能力は他人と繋がって、アイデアを交換したり気持ちを分かち合ったりしたいという思いを実現させますよね。コミュニケーション能力こそが上手く人間関係を築いて自分の人生の成功へ導いていってくれると言っても過言ではありません。
コミュニケーション能力を育てたかったら、生まれた瞬間からはじめましょう!
では一体、どんなことをしたら良いのでしょうか?
乳児は生まれた時から、声(泣いたり、グズいたり、叫んだり)や顔の表情、アイコンタクト、そして身振り手振りでコミュニケーションをしているんです。例えば興奮している時は、足に力を入れて伸ばしたり、徐々に成長していくと人差し指を立てて注意を惹きつけたりしますね。
それらのコミュニケーションの芽は、すでに赤ちゃんが他人に自分が思っていることや必要としていることを『伝えたい!』『表現したい!』という証なのです。
そんな時に周りの大人がいかに気づいて、反応してあげるかが、赤ちゃんが聞いてもらった、自分のメッセージを受け取ってもらった、分かってもらった、っていう安心感と信頼感を作り上げるのです。
大人になっても伝えたいことを聞いてもらって分かってもらえると安心しますもんね。
今から上げる例はほんの一部ですが、今赤ちゃんのいるご家庭で是非試してコミュニケーション能力の土台作りをしてあげてください!
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赤ちゃんの身振り手振り、声に反応する
もし赤ちゃんが手を伸ばして『抱っこして欲しい』のサインを出したら、
『抱っこして欲しいのね!』と声掛けをしてから抱き上げてください。
赤ちゃんが唸り声を出したら、それに応えるような感じで大人が唸り返してあげて下さい。
あなたの事を見つめていたら、アイコンタクトを取って話しかけてあげて下さい。
このような反応は、赤ちゃんにとってあなたのメッセージは私にとって大切なんだよっていう事を伝えます。
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会話をするように話しかける
話しかけた時、あたかも答えを待っているかのように少し間を与えてあげて下さい。
顔の位置を赤ちゃんと同じ位置にしてアイコンタクトをとっているんだよ、と示してあげます。
たわいもないと思うことでも、話してみて下さい。例えば、『今日は雨が降っているね。雨が降ったら水溜りができるかな?どうして空がいつもより暗いんだろう?』という風に。
話しかけることで、赤ちゃんが良い話し手なんだという気持ちになり、もっと話したいという欲を刺激します。
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気持ちを言葉にしてあげる
今感じていることを言葉にしてみましょう。
『お父さんが仕事に行っちゃって寂しいね。』とか、『この音を聞くと不思議な気持ちになるね』とか。
気持ちに良いものも悪いものもない、という事を覚えておいて下さい。全ての気持ち、感情は人間の当たり前の感情。だからネガティブだと思う感情も言葉にしてあげると、いづれ上手い付き合い方ができるようになるのです。ちょっと嫌な感情やネガティブな感情も尊重してあげることで、感情の管理が上手になります。
今日のブログはコミュニケーション能力の土台づくりのほんの一部です。
乳児の時から、しっかり言葉がけをして子どものコミュニケーション能力の下地作りのお手伝い、試してみて下さい!
Takeshi