子どもがパンデミックで失った大切なもの

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子どもが パンデミックで失った 大切なもの.png

アート教育とグローバルなモノの見方で『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る

CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。

2019年の終わりから容赦なく世界を一掃したコロナのパンデミックは、まだまだ各国で続いています。

僕のいるイギリスではロックダウンが終わり、あと2週間で全てのルールを解除する予定でます。ソーシャルディスタンスやマスクをしなくても良い世界に戻っていく心の準備は人によってまちまちです。

パンデミックは子どもの心理にどんな影響を与えているんでしょうか?

パンデミックが子どもから奪ってしまったものってなんでしょう?

今まで体験したことのないパンデミックなだけに、皆さん不安ですよね。

僕も子どものことを考えるととても不安です!

満員御礼で大成功に終わった6月の海外ワークショップでお呼びしたセンニモッシは、イタリアのローマを拠点に世界中で活躍しているアーティストですが、パンデミックが明けて現場に戻って子ども達の変化に気がつきました。

それは子ども達の感覚が鈍っているということ。

そしてちょっと睡眠状態にあるような感じであること。

子どもがぼーっとしていたり、反応が鈍かったり、体の感覚が落ちていたり。

この状態を彼らは深刻に捉えていました。

そしてプロの経験から、元の状態に戻すのには相当時間がかかる作業になるのではないかという推測を立てていました。

そんな事を聞いたら、

自分の子どもは大丈夫だろうか?

パンデミック中に親子でできることは何だろう?

などと思う方もいらっしゃるんではないかと思います。

それを防ぐためにセンニモッシのお二人がおっしゃっていたのは、

からだを通して感覚を取り戻す遊びをすること!

感覚は色々とありますね。視覚、触覚、聴覚、味覚、、そういう感覚を通して遊んでみることを日常化することです。

そして、人と遊ぶこと!

友達や親子間で遊ぶとからだを通した、ノンバーバルのコミュニケーション力を必然と使います。それはスクリーン上ではなかなか難しいことで、対面で遊ぶからこそ獲得できるものなのです。更に人と遊ぶことで自分だけでは出てこないアイデアが次々に生まれてきます。

そういう積み重ねが将来、色々なプロジェクトを自分で考えたり、他人と協働できるようになったりするのです。

ぜひ、そのような身体を通した遊びを習慣化してみてください!そして子どもの感覚を睡眠状態から救ってあげましょう。

さらに上をいく遊びを体験してみたい方は、ぜひ7月のおとなと子どもの海外ワークショップにいらして下さいね!

Takeshi

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Creative Kids Academy × シアターマダムバッハ

『 GROW ~小さないのちの成長 ~』

【日程】7月17日(土)16:30−17:45

【持ち物】絵の具(黄色、青色、赤色の3色)、ペン、ハサミ、画用紙(数枚)、水( 絵の具用)、布巾、デスクランプ、もしくは懐中電灯

【参加費】1家族 ¥5000

【対象】2~小学校低学年のお子さまとご家族(親子参加)

【参加方法】Zoom パソコン、タブレット、またはTV画面に接続するなど、できるだけ大きな画面でご参加ください。

【お申込締切】7月15日(木)18:00

《詳細・お申込み》はこちらをクリック!

※英語でのワークショップですが、日本語の通訳付きですのでご安心ください。

 ※先着20組様まで。

 ※定員に達しましたら早めに締切ります。

 ※7月15日以降の返金はお断りしております。

 ※大人の方のみのご参加も可能です。見学はお断りしております。

~シアターマダムバッハとは~

シアターマダムバッハはデンマークのコペンハーゲンの次に大きな町オッダーを拠点に子どものためのパフォーマンスやアートプロジェクトを提供しているアーティスト。

彼らの感覚を刺激する作品は世界42カ国で上演され、たくさんの子どもたちに感動を与えてきました。

日本とデンマークの外交関係樹立150周年記念にはデンマークを代表する児童劇団として日本へも招聘されました。

デンマークの子どもだけでなく、世界の子どもたちとの出会いの中から築き上げてきた彼らのクリエイティブ・ラーニングを中心に置いたワークは世界各国で高く評価されています。

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Creative Kids Academyって?

アートで日本の親子と世界を繋ぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る。学校でもない、習い事でもない、新しい学びのカタチ。

ロンドンのTakeshiと東京のSayakaが主宰し、クリエイティブでグローバルな

子どもとおとなのためのプログラムを提供しています。

○海外アーティストに出会える月に1度の親子のスペシャルワークショップ

○海外アーティストとの出会いを出発点に子どもたちが主体となって探求を深める

 週に1度の親子のCreative クラス

○子どもにインスピレーションを与えたいおとなのためのコース

9月から新しくスタートします!詳細は7月に公開です。お楽しみに!!

《参加者の声》

"現在習っているアート教室とは別のものを拝見してみたく参加いたしました。世界という広さで交流ができることが決め手でした"(Y.N.様)

"子どもが「安全」と感じる、受け止めてくれる場所を先生たちが作ってくれている。だから安心して親も子もバクハツできます!" (R.S.様)

"異年齢の交流ができる。大きいからできる、小さいからできない、が一切ない。親も子どもに見習ってどんどん成長できる場所" (N.W.様)

"安心してみんなの前で話したり、表現したりできる。子どもの観察力、発言力、プレゼン力が確実にアップした”(N.T.様)

"学校ではなかなか発言もできないのに、今日はたくさん手をあげて発言したのにびっくりした。またやりたい、またやりたいとワークショップ中もずっと言っていた"(A.U.様)

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