子どもたちのココロが動いたステキな時間

7月17日 デンマークの児童劇のカンパニー『シアターマダムバッハ』のワークショップ。画面越しでも伝わってくる魔法のような時間にあっきーも夢中にでした!

7月17日 デンマークの児童劇のカンパニー『シアターマダムバッハ』のワークショップ。画面越しでも伝わってくる魔法のような時間にあっきーも夢中にでした!

こんにちは!

アートで日本の親子と世界を繋ぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る
Creative Kids Academyのサンダークリフさやかです。

なんで教育にアートなのか?

まだまだアートを教育に取りいれるという考え方は日本には浸透していません。アートは特別な才能がある人がやるもの、作品を作りあげるもの、などいろいろなイメージがあると思いますが、Creative Kids Academyはアートを《ココロを動かすためのもの》と捉えています。

つまり、私たちにとってアート教育とは、ココロを動かすための教育です。

毎月のグローバルワークショップも、日本の親子が世界中のアーティストに出会い、刺激を受けながらココロを動かせるために企画しています。

また今月もココロがたっぷり動くワークショップを開催しました!

マダムバッハ7.jpeg

昨日は待ちに待ったシアターマダムバッハをゲストにお迎えしたワークショップ。

シアターマダムバッハはデンマークのコペンハーゲンの次に大きな町オッダーを拠点に子どものためのパフォーマンスやアートプロジェクトを提供しているアーティストです。

今回は彼らの新作『Grow (成長)』の世界観をテーマに絵の具あそびと影絵で遊びました。身の回りに生きている木や花、動物、そして私たちの『成長』にフォーカスを当てて、いのちについて大切に感じてみる時間でした。冒頭から彼からの世界にスーッと惹き込まれていった私たち。クリスチャンさんの生演奏にあわせてまずはパニールさんがデンマークを紹介してくれるところから始まります。

毎回グローバルワークショップに参加してくれる子どもたちの中にはこの部分を心待ちにしている子もいます。日本の外にどんな国があって、どんな生活をしているのか、とても興味があるんですね!

パニールさんは「木が好き」ということでデンマークの木を紹介してくれたのですが、たくさんのボックスに木の絵が描いてあり、それを積み木のように積み上げていきながら、一つ一つ紹介してくれるのです。ぐんぐん木が成長して伸びていく様を感じさせてくれます。また、木々のそばにはゆっくりとすわれるベンチがあったり、木の実を食べるリスがいたり、まるでその場に私たちもいるような気持ちにさせてくれました。

『成長』というテーマをまだ小さな子どもでも体感として理解することができる、とってもワクワクするアプローチです。

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次に絵の具あそびが始まりました。赤、青、黄色の絵の具を紙にだして、おや指とひとさし指を使ってたくさんのカラフルな点を作っていきました。何ができるかわからないまま… 黙々と点をうっていきます。

その点を乾かしているあいだに今度は木の幹を描いて、カラフルな葉っぱを指で描いていきます。そして、ペンを使って最初に作った点は犬と鳥に変身させます。先に点があるので、普段の描き方とはちがう犬や鳥ができて、子どもたちもうれしそう!

ここからエスタというタンポポが好きな女の子のお話がはじまります。マダムバッハさんのシアターに用意された影絵の作品を観ながら、花のタネで街中に花を咲かせるエスタのものがたりの世界に惹き込まれます。この時の子どもたちの目はキラキラ!あっきーも観たことのない影絵にイマジネーションが一気に広がったような顔をしていました。

その後また絵の具で私たちもエスタのようにたくさんの花を咲かせました。そのお花畑にうしろから光をあてて、最初に作った木、犬、鳥でそれぞれ物語を創って発表しました。

ここまですべてにクリスチャンさんによる生演奏と歌が流れていて、ゆったりとその音を聴きながらの制作だったんです!!なんて贅沢な時間なのでしょう。

本当にあっという間の1時間半!!

子どももおとなも創ることと、お話の世界に、すっかり没頭した時間でした!

ワークショップはシアターマダムバッハさんの劇場からライブ配信!子どもたちがもっともっと児童劇の世界に触れられるよう、劇場を建てられたそうです。Creative Kids Academyの私たちもいつかはこんなスペースを創り上げたい!

ワークショップはシアターマダムバッハさんの劇場からライブ配信!子どもたちがもっともっと児童劇の世界に触れられるよう、劇場を建てられたそうです。Creative Kids Academyの私たちもいつかはこんなスペースを創り上げたい!

残念ながら今回は逃してしまった!という方、次回はぜひぜひ参加してくださいね!本当にすばらしい時間が流れました。もっともっと多くの日本の子どもたちに体験・体感してもらいたい、マジカルな世界観。

おそらく2022年最初にまたシアターマダムバッハのお二人をお招きするかと思います。楽しみにしていてくださいね!

Sayaka

参加してくださった方の作品。気に入って壁に貼ってくれたようです。なんともかわいらしく、ワクワクします。

参加してくださった方の作品。気に入って壁に貼ってくれたようです。なんともかわいらしく、ワクワクします。

まもなくCreative Kids Academyの新しいホームページが公開されます!!9月からの新しいクラスやセミナーのお知らせももうすぐ開始しますので、どうぞお楽しみに。

Creative Kids Academyって?

アートで日本の親子と世界を繋ぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る。
学校でもない、習いごとでもない、新しい学びのカタチ《おうち教育》をはじめよう!

 

ロンドンのTakeshiと東京のSayakaが主宰し、クリエイティブでグローバルな
子どもとおとなのためのプログラムを提供しています。

○海外アーティストに出会える月に1度の親子のスペシャルワークショップ

○海外アーティストとの出会いを出発点に子どもたちが主体となって探求を深める
 週に1度の親子のCreative クラス

○子どもにインスピレーションを与えたいおとなのためのコース

9月から新しくスタートします!詳細は7月に公開です。お楽しみに!!

《参加者の声》

"現在習っているアート教室とは別のものを拝見してみたく参加いたしました。世界という広さで交流ができることが決め手でした" (Y.N.様)

"子どもが「安全」と感じる、受け止めてくれる場所を先生たちが作ってくれている。だから安心して親も子もバクハツできます!" (R.S.様)

"異年齢の交流ができる。大きいからできる、小さいからできない、が一切ない。親も子どもに見習ってどんどん成長できる場所" (N.W.様)

"安心してみんなの前で話したり、表現したりできる。子どもの観察力、発言力、プレゼン力が確実にアップした”(N.T.様)

"学校ではなかなか発言もできないのに、今日はたくさん手をあげて発言したのにびっくりした。またやりたい、またやりたいとワークショップ中もずっと言っていた"(A.U.様)