《クリエイティブラボ》9月体験クラスのお知らせです!

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10月から始まるクリエイティブラボの体験クラスでは、今創作中のダンス作品『クラブオリガミ』からヒントを得た内容でお伝えしていきます。

 『クラブオリガミ』って何?

 と思われる方に説明させていただきます。

 イギリス各地、四箇所のダンスの施設がタッグを組んで、5歳以下の子どもたちのためのダンスの作品をもっと作ろうというビジョンで始まったリトルビッグダンスという企画があります。

 その企画の公募にラッキーなことに選ばれまして、日本人であるから、何か日本の文化的なものを使ってダンスの作品が出来ないかと、折り紙とダンスを掛け合わせました。

 折り紙の歴史は実は中国からですが、日本で製紙技術が発展し、上質な紙が生産できるようになった為、日本の折り紙が今知られているような形になりました。

 折り紙はきっと日本人の子どもなら誰もがやったことのある遊びですが、一枚のぺらぺらの紙が折ることで立体になって、3次元になる流れをヒントにダンスの作品を作っています。人間の体も三次元。

実はこれって意外と忘れてしまう当たり前のことで、特にズームが盛んになって2次元のスクリーンを通していると表面的なものだけに意識が行きがちですね。だから、私たちの体にもう一度意識を向けてみましょうよっていうメッセージでもあるのです。

さらに紙が何かのものに変貌していく過程を折り紙が取っていくので、日本独特の精霊信仰(アニミズム)の考え方も掛け合わせ、全ての物、生き物もそうではないものも命があるのではないか、というメッセージもこめています。

 色々と難しく聞こえるかもしれませんが、紙から命を吹き込むように何かを作り、そして出来上がったものを祝い、そして変貌も祝福したいという、ある意味で私たちの生をダンスで祝いたい、そんな思いがあるのです。

 作品の中では紙でできる可能性を探っています。

 折ったり、ぐちゃぐちゃにしたり、ビリビリやぶいてみたり。

 その作品から体験ワークショップでは色々な遊びをしていきます。

 ロンドンからお送りします。ぜひいらっしゃってください!

Takeshi

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