子どもの成長には“成長していない”が必要!

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アートで日本の親子と世界を繋ぎ

『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る

CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。

子どもの成長をどうやってはかりますか?


ネットフリックスのシリーズにBabies(ベイビーズ)という赤ちゃんの学びや成長に焦点を当てた、プログラムがあります。


もしネットフリックスを登録していて、見たことのない方がいたら、ぜひ見てみてください!


とても興味深く学ばさせていただきました。


そのエピソードのうちの一つに、乳児の成長を計るのに、毎日、何人かの乳児の体の長さ(身長)を測った研究者がいました。


普通、乳児や子どもの成長と聞くと、すくすく毎日育ってどんどん伸びていくイメージがありますよね。


グラフにすると、右肩上がりのようなものを想像できるかもしれません。


ところがその研究結果は違いました!!


なんと、乳児の身長の伸び方は、どの子も背の伸びない期間がある程度あって、急にある日数センチ伸びるという結果が出たのです。


つまり、身体の成長はスムーズな右肩上がりではなく、

止まっている数日間があって、急に伸び、また止まっては伸びる

という不思議な過程をたどっているのです。


ここからはあくまで仮説に過ぎませんが、

人間の成長ってそういうものなのかもしれないな

って思うのです。


つまり、学んだり何かを取得しようとしていても“成長していない”、“学んでいない”って思われるような時期があって、そして急に身についていたり、できるようになっている事に気づくことがしばしばあると思うんです。


生きている限り、常に右肩上がりというのは非現実で、何も起きていない時期が続いた後に、急に出来るようになったり、成長を感じたりするのでは、と思います。


何が言いたいのかと言うと、

子どもに結果をすぐに求めすぎるのはどうなんだろうか?

と言う疑問です。


赤ちゃんの何も起こらない時期があるように、子どもも、そして大人になっても一見成長していないように見える時期を暖かく見守ってあげることが、本人にとって1番の成長に貢献できるのでは、と思います。

みなさん、学びには焦らず、余裕を持っていきましょう!

Takeshi

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