もうすぐ1年生の我が子のためにできること

こんにちは!



アートで日本の親子と世界をつなぎ
《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る
Creative Kids Academyのサンダークリフさやか
です。

2月ももうまもなく終わりますね〜。
この時期、幼稚園・保育園を卒園するお子さんのいるお母さんたちは、ドキドキしながら毎日を過ごされているのではないでしょうか?



特に初めてのお子さんが小学校に上がるご家庭では、不安と期待が入り混じっているような時間なのではないかなって思います。



私自身、2年前のこの時期は落ち着かないものでした。
小学校での生活がイメージできなすぎて、



「一人で通えるのかな…」
「新しいお友だちとうまくやっていけるかな…」
「お勉強ちゃんとできるかな…」


まだ幼稚園で無邪気に遊ぶ我が子を見ながら、本人以上に緊張していたものです…

年少さんから年長さんでこんなに大きくなりました!!この3年間の成長は本当に大きいよなっって感じます。未就学児のうちにどれだけの体験をしておくかは、小学校の生活に大きな影響を与えます。

今日は2年前を振り返って、あっきーが小学生になるにあたって私がびっくりしたこと、ショックだったことトップ3について書いてみます。そして、最後に親として、お子さんのあたらしい生活をどんなふうにサポートしてあげたらよいか、私なりの考えを書いておきますね!

これからお子さんが小学校にあがるよ、という方のために参考になったら嬉しいです!

第3位 毎日があそびでできていた幼稚園生活からのギャップが大きすぎる

大人にとってはあたりまえと言えばあたりまえなのでしょうが、3年間毎日毎日「あそぶこと」から学んできていた幼稚園生活とくらべて、とにかく最初からお勉強が多い!!

最近ではどこも早期教育が進んでいて、ひらがなは書ける、時計は読める状態で卒園させてくれる園ばかりのように思いますが、

それでもあっきーにとっては毎日毎日続く反復学習が苦痛でたまらない(←2年生の終わりの今も、あいわらず彼にとっては苦痛…)

子ども目線で見た時に、数週間前までは幼稚園生だった子どもたちに「はい、今日から1年生ですから、お勉強だけしましょう!」というのはやっぱり酷だなって正直感じます。

とにかく移行があまりに急すぎる。1年生プロブレムって言うけど、そりゃあ苦労するよね、あたりまえだよって個人的には感じています。

第2位 図工の時間に描いてはいけないものがある!

これは泣きましたね…幼稚園の頃に絵を描く喜びを知ったあっきーはとにかく絵を描くのが大好きだったのに、小学生になった途端、図工の先生に、

「白いところは残さないでね!」
「えっ、火は怖いから描いちゃダメだよ!」

と何かしら毎時間言われてしまい、

「つまんないんだよ!」

と半泣きになって帰ってくることが続きました。もちろんこれは図工の先生によってはまったく問題にならないことなのでしょうが、唯一、あそびに近い図工や音楽といった時間にも

きちんと、正しく、わかるように

と言う文化がとても色濃いことに親子で大きなショックを受けました。

第1位 疲れすぎて習い事どころではない

これは、完全にお子さん次第ですが、とにかくあっきーは疲れていました。
帰ってくると大泣きするほど。何がそんなに辛いのか、最初はいじめられているのか、何か嫌なことがあったのかととても心配しましたが、

特に問題があるわけではない。

友だちもたくさんいるし、
勉強もよくわかっているみたいだし。

つまり、ただ行くだけでクタクタなんですよね…
幼稚園の間は感じることがなかったプレッシャーを感じていたのでしょう。

だから、うちは小学校に入って、とにかくすべての習い事をやめました。


「今までずっと頑張ってきたから」は親のエゴなのかもね、と主人との話し合いで同意し、思いきってすべてやめました。


まわりには週5で習い事をしている子もいましたが、我が家には正しい判断だったように思います。

そんな園時代から、小学校への急激な移行のために親ができること。

それは、

お勉強以外の大切なことを家庭でしっかりサポートすること

のように思います。


小学校に上がってとにかくなくなってしまうのは、

『自由に何かを創る時間』

だと思います。


お勉強がはじまる、と言うことは、決められたことを決められたように、何度も何度も反復しながら覚えること。

もちろん知識はとても大切ですし、字の読み書きでしか身につかない読書の喜びや、算数がわかるから自分でお買い物ができる楽しみや、学校でしか学べない人生に不可欠なことがたくさんあります。

ただ、それだけでは子どもの成長には十分ではありません。
お勉強することで、思考停止になって、

自分で考えるチカラ、自分でクリエイト(創る)するチカラがなくなってしまうなら、学ぶ価値はどこにあるのでしょう?

お勉強がよくできることと、その子の生きるチカラが育っていくことは必ずしも同時には起こりません。ほとんどの場合、残念ながらそこは分離して考えられているように思えてなりません。

どうかすべてのお子さんが(そう、あなたのお子さんもです!!)持って生まれたクリエイティビティ(創造力、生み出すチカラ)がなくなってしまわない強力なサポートをご家庭でしてあげてください!!

お子さんの将来にとって、日本の未来にとって、これはとてもとても大事なことです。

日本の子どもたちが中学生、高校生になる頃には自分のやりたいことがなんだかわからなくなって、とても苦しい想いをするのはこのせいです。

是非是非、考えてみてくださいね!

Sayaka

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