Body Synergy International Workshop Vol.2 Day1

今日から、Body Synergy International Workshop Vol.2 始まりました!

昨年は、イギリスからダンサー/振付家のThomas Goodwinさんに来ていただき、様々なクオリティの動きの探求や、グループで動くhookingなどのワークをしました。昨年度の研究発表では、そのアイディアを研究チームメンバーで3ヶ月かけて深め、発表をしました。

今年は、大阪を拠点に活動している、David Thomas France先生をお招きして、Body-Mind Centering®︎のワークショップです!解剖学を専門用語を使って知識として学ぶだけではなく、実際に動いたり、人の身体に触れることで、感覚的に体験し、身体の中で生きた経験として残ります。

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 初日のテーマは、Fluids(体液)。

David先生のクラスの魅力は、難しい専門用語や図を見て学ぶだけではなく、まず、自分の身体を細かく触りながら、身体の中にある様々な質の体液を感覚するところから始まります。その後、関節のあいだの滑液を感じながら、パートナーの身体を動かして行く。そこで、David先生から質問が投げかけられました。

「滑液を感じながら動くことが意識できたら、関節の痛みや筋肉のこわばりが軽減できそうなのは感じられる?」

参加者の皆さんが大きく頷きました。滑液という体液を意識・感覚することによって、自然と動き方が変わってくる。動かしている方も動いている方も、筋肉を使って身体を動かすのとはまた違う感覚を味わいました。

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その他にも、海綿のスポンジで水を吸わせ、細胞間液が細胞と細胞の間にある状態を見てみたり、水風船を作り細胞液を感覚してみたりもしました。

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そのあと、スタジオに戻り、学んだこと、感じたことを、各自思い思いのかたちで体液を感じながら動いてみました。

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後半は、コンタクトインプロヴィゼーションのクラス。CI初体験の方や、苦手意識のある参加者が多かったので、step by stepで丁寧にクラスを進めてくれました。

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地面に身体を委ねきるところから、その力が地面を押し返すpush(押す)に変わり、その延長でreach(伸びる)に変化することで立ち上がる。この力の変化を時間をかけて体験しました。そのあと、パートナーワーク、グループワークと発展していきました。始めに丁寧に身体の使い方を教えてくれたので、初めての方も安心して組めていたようです。

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2日目は、Diaphragmsです。横隔膜だけではなく、骨盤底筋、声帯、鼓膜など、身体の中にある様々なdiaphragms(膜)に着目していきます!

残りわずかですが、まだ空きがありますので、飛び入りでも結構です。ぜひご参加ください!

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