Body Synergy International Workshop Vol.2 Day2
2日目のテーマは、Diaphragms - 横隔膜だけでなく、骨盤底筋や声帯なども含め。
1日目と同様、まず楽な姿勢で座り自分の身体にチューンインするところから始まります。身体の感覚を通して解剖学を学んでいくプロセスが、BMCの、そしてDavid先生のクラスの魅力です。
Diaphragmsは筋肉組織ですので、まず、筋肉を意識しながら即興で動きました。パートナーと引っ張りあったり押しあったり、身体の中心に引っ張り込むようなイメージで、少し筋力を伴うような動きです。そして、そのあと逆に、身体の中心から外に流れるような、リーチするような動きで、筋肉の弛緩やストレッチを感じます。二つの違ったクオリティの動きでの、呼吸の変化も感じながら。
それから、少し写真や絵を見ながら、解剖学の勉強もしました。様々な角度から、横隔膜や骨盤底筋の図を見て、どのような形をしているのか、どこの骨に繋がっているのか、動きの特徴や構造を学びました。
そして、実践です。目で見た情報を自分の身体に落としていく作業です。横隔膜の上下を意識しながら呼吸をしていく。様々な体勢で呼吸をしてみて、横隔膜の動きの感じ方がどのように変化するかなどを、それぞれのペースで確かめていきます。骨盤底筋を4分割してとらえ、様々な方向に動かしてみます。また、横隔膜と骨盤底筋の連携、呼吸との関係を探りました。
横隔膜や骨盤底筋の動きを意識しながら呼吸をして動いてみると、不思議なことにもともと持っていた呼吸と動きの関係性のイメージが、実際の膜の動きとは異なっていたりして、それがまた毎日やっている呼吸に新たな深みを与えてくれます。