親子で右脳をスイッチオンするには?
アート教育とグローバルなモノの見方で『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
Creative Kids Academyの松本武士です。
右脳を活性化させると良いと聞くけれど、果たしてどうやったら右脳のスイッチを入れられるのでしょうか?
脳科学者でもあり、マインドフルネス研究家でもあるダニエル・シーゲル博士は親の脳と子どもの脳がいかに共鳴しているか語っています。
親の脳が柔らかければ、子どもは色々なモノの見方、考え方ができるし、ガチガチだとあまり余裕のない状態ですね。
さらにこれは継承されていくものなので、のちの世代までに続いていくことを忘れないでください!!
左脳と右脳のバランスがよく取れていれば、人生の困難にぶちあたったとき、試練の危機に面した時にもの凄い威力を発してくれるのです。つまり自分の人生をいかに幸せに生きていくかっていうことがかかってくるのです。
では、ここで左脳と右脳の機能の紹介を簡単にしたいと思います。
左脳は
論理
言葉
合理
が大好き。言葉遊びや算数、何かのルールに従って論理立てて考えることをします。
ではその反対側の右脳は
ノンバーバルコミュニケーション
感情
表現
などです。細かいことや決め事を得意とする左脳に反して、顔の表情や声のトーン、身振り手振りを読み取ったり、直感を使うことや感情や心が動くことと関わりがあります。さらに大きな夢を描いたりするのも右脳が作用します。
幼稚園後半から小学校に入る準備の中で、『考えてから』行動をする訓練が始まります。とても大事なことですね。左脳の役割が大きくなる時期です。でも気をつけたいのが、左脳が普段の生活を支配し過ぎてしまうと、率直に生まれてくる感覚や感情さえも抑えつけられてしまいます。
抑えつけられた感情が表現されないままでいると、それが病気などの別のカタチで身体に出てくるのは最近の研究で証明されてきました。
だから、感じたことを素直に表現できたり、外に出す術を知っているのは自分の健康管理にもつながってくるんです。
では、親子で右脳をスイッチオンするやり方を少し紹介したいと思います!
音楽を一緒に聴いて色々と想像してみる。
クラシックでもジャズでもなんでも良いです!音楽を聴いてどんな気持ちになったか、どんな感じがするか子どもと話してみてください。もちろん子どものための曲も良いのですが、歌詞のない音楽だけの方が右脳活性には効果があります。
絵を鑑賞して何が見えるか話し合ってみる。
抽象画を選んでみましょう!具象画はこれは、なんだ、と答え合わせになってしまいます。だから、抽象画を子どもとみて、これは、〇〇にも見えるし〇〇にも見えるねと言う広がりを持った見方ができるようなモノを選んで見てください。想像力を広げて右脳をスイッチオンしましょう!
身体を通した遊びをしてみる。
子どもは身体の触れ合いが大好き。特に大好きなお父さんお母さんとだと余計に楽しいですね。身体遊びも良いですし、背中や肩を撫でてあげたり、ハグをしてあげても右脳が反応しますよ!
クリエイティブな親子の時間を過ごして親子で右脳をスイッチオンしてください!
Takeshi