ママ友以外に子育ての『仲間』いますか?

9C750139-DD3F-4729-9465-AE8244D7A5B6.png

こんにちは!

アートで日本の親子と世界をつなぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創るCreative Kids Academyのサンダークリフさやかです。

みなさんには子育ての仲間はいますか?

お子さんを育てるためのコミュニティはありますか?

『子育ての仲間』というとまずママ友を連想すると思うのですが、ママ友である必要はありません。

いっしょに何時間もお茶をするのもいい息抜きになり、私も大好きな時間です!しかし、私がここで言う『子育ての仲間』はお母さんたち同士がワイワイ楽しくおしゃべりできる仲間、という意味ではなく、

子どもの成長にさまざまなインスピレーションを与えてくれるおとなたちがいるかどうかです。

つまり、《子どもの成長》が中心にある仲間です。

2016年夏のイギリス。どんなに離れていても、子どもをクリエイティブに育てていくことを何時間でも真剣に話しあえる私の同志、マリーナとその素敵な家族。

2016年夏のイギリス。どんなに離れていても、子どもをクリエイティブに育てていくことを何時間でも真剣に話しあえる私の同志、マリーナとその素敵な家族。

英語には

It takes a village to raise a child.

(子どもひとりを育てるには村中みんなの力が必要だ)

という言葉があります。アフリカのことわざです。

核社会の今の日本ではあまりピンとこない言葉かもしれません。

しかし、いつの時代も、どの国でも、子どもは子ども。

どんな状況であれ、

子ども一人が成長していくのには村中のおとなの智慧が必要なのです。

そこで、もっとコミュニティという言葉のとらえ方自体、柔軟に変えてみましょう!

コロナでオンラインの環境が急速に発展して、同じ志を持って生きている方とカンタンに、しかも深く繋がれる可能性がすぐそこにあります。

これは私自身のこの1年間の経験からお話ししています。

例えばCreativen Kids Academy の週1回のCreative クラス。6組の親子が参加してくれているクラスがありますが、対面では一度も会ったことがありません。でもそんなことが信じられないくらい、子どもたち同士も、お母さんたち同士にも強い繋がりが生まれています。

毎週アートを通して関わることで、お互いの想いや想像の世界に触れているので、まるで何年もお互いとお互いの子どもたちを知っているような気持ちになっています。

そして月1回はお母さんたちとオンラインで集まり、その月のクラスで起こったことや、クラスの外で起こったこと、お子さんの様子、自分の想いについてみんなで語り合います。

これはコロナ前だったら考えられなかった結びつきです。

そして、この状況は私にとっての大切な『村』です。

私自身は「先生」としてそこにいるのではなく、「村の一員」だと思っています。実際あっきーについても他のお母さんたちがいろいろな意見やアドバイスを下さいます。だから、私にとって、あっきーを育てるうえで欠かせない『村の仲間』ができたと思っていますし、あっきーをいっしょに育ててもらっていると思っています。

人生にはいろいろな仲間がいていい

何時間もおしゃべりができる仲間も大切、いっしょに働く仲間も大切。

でも子育てにこそ『村の仲間』が必要。

子育てってとてもパーソナルで、繊細で、自分のぜんぶが出ちゃうから、信頼できる人としかシェアしたくない!

人ひとりを育てあげるのは一人じゃできないことを理解して、子どもたちの土台創りのために大切な仲間づくりをはじめましょう!

9月からCreative Kids Academyでも『村の仲間』をつくるペアレンツラボがはじまります。

一般的な「子育てコーチング」とはちがい、アート教育やアートセラピーの視点から子育てをクリエイティブにとらえ、子どもとの関わりを対話的なものにするためのトレーニングコースです。

これについてはまた詳しくブログでご紹介しますね!お楽しみに!!

Sayaka