エンパシーはアートで創られる
こんにちは!
アートで日本の親子と世界をつなぎ《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る
Creative Kids Academyのサンダークリフさやかです。
「子どもにはまわりの人や生きものにやさしくできる人になってほしい!」
と親なら誰もが感じていますよね。
日本の【いじめ】は昔からある深刻な問題ですし、最近ではSNSでの誹謗中傷によって命を絶つ悲しいニュースもよく聞くようになってしまいました。
これは相手の気持ちを考えたり、相手の立場を想像するなどの《イメージするチカラ》が圧倒的にたりないから。
ここで私たちに必要になってくる能力は《エンパシー》と呼ばれています。
(エンパシーに関しては昨日のブログにも書いていますのでぜひそちらも読んでみてくださいね!)
エンパシーとは、自分とはまったくちがう考え方や感じ方をするひとの気持ちや状況をイメージするチカラのことを言います。これは人に限らず、地球上のあらゆる動物や植物に対しても同じこと。
最近ではEQ(ココロの知能指数)という言葉もよく聞くようになってきましたが、ますます多様性が問われるようになっていくこれからの日本でもエンパシーは欠かせない能力です。
また、小さな頃からオンラインやSNSで相手の顔が見えない環境にさらされている子どもたちには、特に身につけさせたい大切な能力でもあります。
自分とちがうからという理由で人をいじめたり、粗末にしていたのでは、私たちは共存していくことができません。
時代は『みんなちがってみんないい』から『みんなちがってあたりまえ』に移ってきています。これからは《エンパシーの時代》です。
では、この『イメージするチカラ』どうやってつけたらいいのでしょう?
想像力を育みたいときこそアートが大活躍しますよ!
絵でも、工作でも、歌でも、ダンスでも…芸術活動ならなんでも、
誰かやなにかに想いを馳せること
だから。
まず、自分が考えていることや思っていることをカタチにするという作業は自分自身に気がつくこと。これは、エンパシーのはじまりです。なぜなら自分が何を感じ考えているのかがぼんやりしているうちは、相手の気持ちや考えに気がつくこともできないから。
自分ってこんな気持ちなんだな、これが私にとっては大切だな、と自分自身のパッションや大事なことに気がつけると、他の人にもパッションや大事にしているものがあるにちがいない、
と想像がつくようになるわけです。
少し遠回りに感じるかもしれませんが、人間が感じることや考えることは単純なものではなく、とても複雑です。複雑だからこそ、自分ごとにおきかえられる想像力が、今、問われています。
8月のCreative Kids Academyのグローバルワークショップの
ゲストアーティストはイギリスのトム・グッドウィンさんをお招きしています🇬🇧✨
トムさんは2014年、アメリカ、オレゴン州にあるケルロスセンターで動物心理学を学んだ後、
『キンシップワークショップ』という
自然環境に優しい生き方をからだを使って学ぶワークショップをデザインしました。
今回のグローバルワークショップではこのキンシップワークショップを
Creative Kids Academy とのコラボレーションで5歳からのお子さんにも体験してもらえるようデザインしています!!
【環境問題】と聞いても子どもたちが自分ごととしてとらえるのはなかなか難しいもの。
けれど、これからの時代を生きていくにはゼッタイに意識して、真剣に取り組んでいかなければならない地球が抱える大きな問題。
まずは子どもたちがアートをとおして〜自然の気持ちを考える〜ところからはじめてみませんか?
お申込み開始、まもなくスタートです!
今回はディスカッションや発表も入れながらプレゼンする自信や楽しさを体験してもらえるよう
限定8組さまとさせていただきます。
8月21日(土)のご予定、あけておいてくださいね!
夏休みの自由研究にしても素敵だと思いますよ😌💡
お楽しみに!!
Sayaka