影絵の奥にある学び
アートで日本の親子と世界を繋ぎ
『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。
昨日は月一で海外のアーティストをお呼びして日本人の親子とアートを通した活動をする、グローバルワークショップが開かれました。
まだまだコロナで海外旅行や留学が出来ない中、おうちにいながら安心して海外のアーティストと出会い、アートの活動をするのはとても貴重な時間です。
今回はタイ国からパペットを駆使するアーティスト、ジェイさんをお呼びしておうちを影絵劇場にしてしまうワークを行いました。
まずはタイの伝統的な影絵を紹介してくれました。
タイの中でも様々な影絵の表現スタイルがあって、細かな作業で作られた影絵を見せていただいて、とても特別な気分。
そのあとおうちにあるものを使って、子ども達が自分達の興味や好奇心でもって影絵を作り上げていきました。
ジェイさんが提案したのは、町を作る事、生き物などの動くキャラクターを作る事など。
見本を見せてその通りに作るのではなく、子ども達のアート思考を刺激するアプローチで、ワークショップの最後の最後まで影絵遊びが止まらなかった参加者もいたくらい、とても楽しくマジカルなワークでした。
もちろん影絵を楽しむワークであるのですが、その奥にはもっと深い学びが隠れています。
それは頭でイメージするだけではなく、実際にモノを使って動かして答えを見つけていく、と言う事。
頭の中では、あるものを影絵にしたらきっとこんな風に映るんだろうな、と想像はできるけれど、実際に映してみて、そして動かしてみると意外な発見があるのです。
実際、参加者の中からも、モノを少し傾けたり角度を変えるだけで見え方が全く変わってしまう、と言う発見がありました。
動かしたり、やってみる事で広がる発見、深まる学びは、椅子に座ってやる学習とは全然違いますね。
動いて、やってみて発見することをグローバルワークショップでももっと子どもと大人達に提供していきたいと思っております。
来月のグローバルのお知らせはもうすぐ。
どうぞ注目していてください!
Takeshi