アート教育の『アート』ってなんだ?
アートで日本の親子と世界を繋ぎ
『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です
アートってよく分からない。
アートがなんの役に立つの?
アートで何が育つの?
アートは意味や必要性がわからない!と言う声を一般的に聞かれます。
では、ここで想像してみて下さい!
もしスーパーマーケットに行って、陳列されているものが全て同じ真っ白な箱に入っていたら?
洋服を買いに行って服が全て同じ色、同じデザイン、街を歩いている人も皆同じ服を着ていたら?
自動販売機に並んでいるジュースが全て銀色のアルミ缶だったら?
ちょっと想像しただけで夢に出てきそうな変な世界が出来上がりますね。
これを考えると普段の生活の中にアートやデザインがどれだけ入り込んいて、
私たちの感覚を楽しませてくれたり、色々美的感覚を刺激してくれているか分かると思います。
では、アートってなんでしょう?
すぐに思い浮かぶのは絵だと思います。
それから美術館などにある展示物をイメージしていただくと、それから彫刻や陶芸、さらに近代のものは映像や日常のものを使ったインスタレーション、空間アートもあります。
CKAは、アートを広く捉えて、
絵や彫刻、詩やダンスなど、人間の表現活動全てがアートになりえる
と考えます!
アーティストは、何かアイデアや夢や希望を、今までにないような、もしくは一般的なやり方ではないやり方でカタチにして自分の世界を作り上げることをお仕事にしていると思います。
そのプロセスは幼児の遊びや創作にとても近いモノがあって、素材があれば子どもは何か作りますね。
クレヨンと紙があれば絵を描き始めますし、広い部屋に連れて行くと端から端まで走り続けたりします。
その衝動的な、欲求的な始まりの種が発芽してくるのがアートの始まりであるとも考えるのです。
やってみたい!楽しそう!そんな思いが大事だから、何を使うのかは自由。それがクレヨンでも体でも廃材でもなんでも良いのです。
だから、
リンゴの絵を描きましょう。そのために赤いクレヨンを使ってマルを描いてください。
そう言う事はCKAではやりません!
なぜならそれはある意味『正解』を作ってしまい、特に幼児期、小学生低学年の人としての土台が作り上げられる時期にはCKAの中では経験して欲しくない事です。
絵の技術を取得する事を否定しているのではありません!むしろ大賛成です!!
でも技術と同時に、
やる気、好奇心、興味の部分から始まる創作経験がアート教育のアートにとってとても大切だ
と僕らは考えるのです。
子ども達の興味、やる気、やってみたい!を最優先に、アートを広くとらえるのがCKAの実践です。
そしてそれが自分軸を強く作り上げるのだと信じています。