私の『暗い過去』から生まれた志命
こんにちは!
アートで日本の親子と世界をつなぎ
《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る
Creative Kids Academyのサンダークリフさやかです。
今日のブログは私のちょっと『暗い過去』について書いていきます。『暗い過去』とは、私のなかにまだ『子どもたちの未来の土台を創りたい』という志命がなかった頃の自分の過去です。
上の写真はちょうどあっきーが1歳を迎えたその日。
幸せそうに見えるいい写真ですよね。
右も左もわからないまま、ただ必死に、眠気と闘いながら、キャリアと闘いながら迎えたあっきーの1歳は本当に本当にめでたい、特別な日!!朝から感動と感謝と喜びでソワソワ、ウキウキしていたのを覚えています。
しかし、この写真、実は私の胸がえぐられるようなできごとが詰まっているのです。
なぜなら、この日は、ダンナさんが
「死にたい。うつ病だと思う。治療したい。」
と告白してきた日でもあったから。父も母も、従兄弟の家族まで集まってくれたたのしい誕生日の夜のことでした。
頭が一瞬で真っ白になりました。
今では夫婦共々、語れるようになった過去ですが、その当時のダンナさんには「誰にも言わないで」と言われていたし、私も絶対に人には話せないことなんだ、と思い、一人で抱え込んでしまいました。
それからの数ヶ月、ストレスと不安の毎日…そのタイミングでなんと自分も子宮頸がんであることがわかってしまいます。主治医との電話を切った時の私のひと言目は、
“Am I gonna die?”(私、死ぬのかな?)
ダンサさんと抱き合って泣き崩れたのでした。
私とまだ小さなあっきーのために頑張って治療をはじめたダンナさんでしたが、薬の副作用で、ぼーっと部屋の真ん中で立ち尽くすことが増えてきて、どんどん、ダンナさんの存在が遠くなっていく…心が離れて行って、ひとりぼっちになっていく…
こんな状態のダンナさんと小さすぎるあっきーを残して死ぬわけにはいかないのに、どうして…と毎日を絶望の中で暮らしていました。
そんなある日、自分がどうなるかわからない日々のなかで、
「あっきーを私以外の人にも出会わせなきゃ!」
という強い想いが出ていました。うちの他にも彼の『居場所』を作ってあげたかったんだと思います。
それで一生懸命になって習い事を探しました。そして、やっとの想いで1箇所「ここなら」と思える場所を見つけて電話したのですが、
「このスクールはこの地域の方だけに通っていただける場所です。お子さんのご負担を考えると、そちらから通っていただくのは難しいと思います。」
と頭から断られてしまいました。
うちから5分のところに住んでいる両親にもダンナさんの鬱のことは話せない、そしてこれからどうなるかもわからない私たち夫婦以外に居場所がないあっきーがかわいそうでかわいそうで、またもや泣き崩れてしまいました。
そこで私は必死に考えました。
「私はこの子に何を残してあげられるだろう…私はこの子にどんな人生を歩ませてあげたいんだろう…私がいなくなっても幸せに生きていくには、何をしてあげればいいんだろう…」
考えて、考えて、考えた結果、出てきた答えは、
自分が生涯やってきたアートを、つまりクリエイティブに生きていくことを手渡してあげればいい、ということ。
『自分の人生を自分で創れる、クリエイティブな子。
何があっても堂々と生きていかれる、深い愛情を知っている子』
そんな子に育てば、私がいなくなってもきっとなんとか幸せな人生を切り拓いていくはず。そう考えるようになりました。
でもそんなことが叶う習い事や施設は、私たちの住む地域じゃどこを探してもない。いや、日本中探したってない。
だったら!
『私が創ろう』
これがCreative Kids Academyの『親子クラス』のはじまり。
当時はBody Synergy Kids と呼ばれていたこの対面の親子クラスは、月2回、スタジオで親子で思いきり、クリエイティブに、そして親子でくっついて愛情いっぱいに過ごすクラスでした。
最初から『親子』をポイントにしていたのも、『子どもの未来の土台は親が創る』という私のつよい信念からです。保育園・幼稚園でも、学校でも習い事でもなく、親にしかできないことがある、という私のつよい想い。
そこからずっと私の想いは変わりません。
親の私たちに何が起きても、親の深い愛を感じた子どもの頃の経験は、一生子どもを突き動かす。
集団生活がフタをする個性や自分らしさも、ずっといっしょに時間を共にしてきた親だから、引き出して、守って、伸ばしていってあげられる。
そんな親にしかできない志事がある。
ちなみに、私の子宮頸がんは幸いにも軽く済み手術で回復、ダンナさんもその後頑張って4年でうつ病を克服し、
今の私たちがいます。
『子どもたちの未来の土台を創りたい』という志命がなかった頃の私の人生は、
日々の子育てに追われ、疲れ果て、自分のことなんて考える余裕もない。子どもが成人するまで生きていられないかもしれない…と思いながら暮らしていた。
けれども私は、この過去をきっかけに生まれ変わり、
『自分の人生は自分らしく、自分で創れる子どもたちを育てたい』
『正解のない時代を生きる子どもたちのために、未来の土台を創りたい』
というつよい想いに突き動かされながら、今の毎日を暮らしています。
私のこの夢と志命に共鳴してくれるお母さんたちを待っています。ぜひ、お話を聴かせてください。
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子どもたちの自分らしい未来の土台、私といっしょに創ってください!!
Sayaka