ゴールはアート創りではない
アートで日本の親子と世界を繋ぎ
『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る
CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です。
CKAのクリエイティブラボやグローバルワークショップでは、子供と大人が一緒になってアートを創る時間を大切にしています。
色々なアイデアや今世界で起きている問題をテーマにアート創りをしているのですが、私たちがやっているのは、
アートを創ることがゴールではないんです。
インスタの投稿が色とりどりだったり、デザインが少し目を引くものだったりして、よく嬉しいコメントをいただくのですが、CKAが目指すゴールは、アート創りが出来る子どもではないんです。
では、ゴールはなんなんでしょうか?
それは
自分で人生創りができるようになる子どもの土台創りなんです。
2030年にはテクノロジーの発達により今ある仕事の多くがなくなり、地球上8億人の人たちが色を失うと言われています。
教育のシステムは、大人になったら、いわゆる一般職について社会で働けるよう成り立っています。
2030年は9年先と言う目の前にあるのに、今現在の教育のシステムの変化はとても遅いです。
一体どれだけの子ども達が先の見えない未来への準備が本当にできているでしょうか??
多分今まで例を見なかったくらいの挑戦が待っているかもしれません。
だからCKAは自分で人生創りができるよう、そのスキルをアートと言う“子どもの言語”を通して身につけることで、まだ見ぬ未来を生き抜ける準備をしているのです。
上手、下手ではなく、どうすれば自分の納得する作品に行きつけるか、問題が起きた時にどう対応するかなど、アート創りに伴う過程を大切にしています。
自然や動物の立場に立って気持ちを考えることでエンパシーを養ったり
家にあるものが大変身することでイノベーション力を育てたり
クレヨンで描きたいだけ描いて自分の表現を見つけることでベストなコミュニケーション力を身につけたり
そんな事がアート創りを可能にし、人生創りが出来るようになっていくのです。
Takeshi