物語からアートをつくる力

アートで日本の親子と世界を繋ぎ

『正解のない時代を生きる子どもたち』の土台を創る

CREATIVE KIDS ACADEMYの松本武士です

さて、再来週の土曜日はグローバルワークショップ、インド編が行われます。


今年最後のグローバルワークショップは、5月にも来ていただいたインドのカルカッタにベースを置くシンクアーツと言う児童劇に特化したカンパニーによるワークショップになります。


このワークショップでは、

シンクアーツとカナダのバンクーバー児童劇フェスティバルが協働で制作した映像作品、『色がにげたとき』をワークショップ参加者だけの特別鑑賞会をした後に、その物語から色の探究をしたあとにアート作りが始まります。


『色がにげたとき』って言うタイトル、気になりますよね。


インドを舞台にしたこのお話は小学生のアディとローハンが学校の帰り道に出会ったにげてきた色達から始まります。


色達が逃げてきたのは街にあるガラスでできた美術館。

一握りのお金持ちしか入れないその美術館にある色が逃げてきた絵があることをしり、どうしても美術館に行きたくなる2人。


すると学校の社会科見学で行けることになり、美術館へ行ってみると、また絵から逃げ出している色達に出会うのです。


どうして絵から色達が逃げているのか、

それはこのお話の大切なメッセージなのでここでは言えませんが、

楽しい冒険のお話の背後には実は社会的格差と言う現実的テーマを突き付けているのです。


ワークショップでこのお話を鑑賞した後は、みんなで家の中にある色や、自分だけの美術館を作るのならどんな絵を飾りたいかな、と言うアイデアからアートを作っていく予定だそうです。


物語の中に入り込むって、とても大切な力を育てます。


出てくる役の立場になる事で想像力をやしない、

さらに相手の立場になったらどんな気持ちになるかエンパシーを育て、

そしてさまざまな視点を学ぶことで多様性にも触れる事が出来ます。


そこにアート作りやアクティブラーニングを組み合わせる事で、

ここからどうなる?のアート思考を使って、0から1を作り上げる行動力を強めますよ。


色々な要素が混ざり込んでいるのはCKAのグローバルワークショップだから出来ること。


今年最後のグローバルワークショップ、是非参加して世界のアーティストに出会って下さい!

予約はこちらより!

お待ちしております!

Takeshi

Previous
Previous

親子で劇を楽しむ文化

Next
Next

親が何を選ぶかで決まる子どもの未来