おうちを見ればわかること

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こんにちは!


アートで日本の親子と世界をつなぎ
《正解のない時代》を生きる子どもたちの土台を創る
Creative Kids Academyのサンダークリフさやか
です。

 

今日は私がオンラインクラスをはじめてから1年半で得た大きな気づきについてお話しします。

スタジオで対面の親子クラスをやっていた時から、親の関わり方がその子を創ることは明らかでした。お父さん、お母さんが親子クラスという設定の中で、どんなふうに関わるのか?

ふつう、習い事、というとお父さん、お母さんは「見ている人」。子どもたちが終わるまで「待ってる人」。けれど、私たちのクラスではお父さん、お母さんは「いっしょに楽しむ人」という位置づけでした。

だからみんな汗だくになって、必死になって、子どもと遊ぶ!!そんな自分と全身全霊で遊んでくれるお父さん、お母さんを見ることで子どもたちは、

・お父さん、お母さん、ボクと遊ぶの楽しいんだ!

・お父さん、お母さん、ワタシのこと大好きなんだ!

・お父さん、お母さんがこんなに楽しそうならやってみよう!!

と、まさにお父さん、お母さんの姿を観て、ごく自然なカタチで自己肯定感がついてくるし、一人一人がみんな思いきり自分を表現することは楽しいことだ、という気づきを体得していきます。

このクラスに通ってくれていたお母さまたちとはいまだにお話ししますが、いっしょに思いきり遊んだ体験は忘れられないと言ってくれます。自分も笑ってる、子どもも笑ってる。どこか旅行に行かなくても、遊園地に行かなくても、おたがいと遊ぶことが本当に楽しい時間を経験することが

「こうやってこの子と生きていきたい」

という気持ちにさせてくれていた、と言ってくれます。

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コロナ禍になって、オンラインの親子クラスがはじまると、初めてみなさんのおうちの中を覗くことになりました。そうすると、おうちの中の雰囲気、おうちの中のどの部屋を使うことを選択したのか、ふだんおうちの中でお子さんがどんな遊びをしていそうか、など、パソコン前の小さな範囲だけでもわかることが沢山あることに驚きました。



こんなことを書いてしまうと、みなさん「覗かれるなんて嫌!!」と思うと思うのですが、この際、ぜひ、おうちという子どもの成長にとって重要な場所の環境について、考えてみてほしいのです。



コロナ禍になって、学校でも、習い事でも、マスクをして、歌も歌えず、友だちにも触ってはいけない生活をしている子どもたちにとって、



思いっきり「表現」ができる唯一の場所はおうちだけです。



これを、私たち親は忘れてはならないと思っています。



大人はワクチンを打てるからちょっと安心感が出てきたかもしれないけれど、まだ小さな子どもたちは打てていない。だから中には「うつったらどうしよう」「怖い」という不安を抱えながら毎日頑張って登園、登校している子だってたくさんいます。それを口に出せているかどうかは別として。



子どもにとって、カラダもココロも、アタマもぜんぶぜんぶ使って表現をする時間は、自分を知るための大切な場所です。まだ「俯瞰する」なんていう論理的で客観的な作業ができない子どもたちには、とにかく「やること」が自分を把握するための大事な時間なのです。



ですから、コロナ禍の今、



改めておうちの中の環境を見直してみてください。



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キレイとか汚い、とか、そういう「大人がどう感じるか」をベースにするのではなく、



子どもたちがクリエイティブになれる環境かどうか



という『子ども中心』の視点から考えてみてほしいのです。こういうお話をすると、ご自分のおうちの中に関して注文をつけられている気がして気を悪くされる方もいるのですが、ここはマインドをリセット。「片付けかた」に文句をつけているのではなく、子どもたちが「これ創ってみようかな!」という『ひらめき』を感じる状態か、創ることに没頭できる環境かどうかを考えていただきたいだけなのです。



明日のブログでは、コロナ禍のおうちの中について、私が画面で観ていてうまくいっているケースとあまりうまくいっていないケースについて書いてみますね。おうちの中の環境を改めて見直してあげるだけで、子どもたちが何か創ったり、踊ったり、歌ったりとおうちの中での様子が変わるかもしれません!参考にしてみてください。



Sayaka

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